みなさま、セックスは好きですか?
こんな問いをいきなり投げかけられたら、 ドギマギしてしまう方も多いかもしれません。
私は、セックスが好きです。 そして、とても大切なものだと考えています。
そう言うと、 「エロいことをさせてくれる人」「エッチが好きな女」 そんなふうに受け取られてしまうことも、正直あります。
もしそうだとしたら—— 私は、その短絡的な性的イメージこそが、 今の時代の“性”を息苦しくしている原因の一つだと感じてしまうのです。
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セックスは、本来もっと神聖なもの
セックスとは、本来 とても神秘的で、神聖なものではないでしょうか。
人間に与えられた、 とても原始的で、でも高度なコミュニケーション。
言葉では伝えきれない 愛、熱、エネルギーを 身体ごと交換できる、唯一の行為。
私が男女の生殖器ケアをしている理由の根っこには、 まさにこの感覚があります。
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「セックスレス」は本当に仕方ないこと?
「セックスレス」
長年夫婦をしていれば当たり前。 忙しいし、年齢もあるし、仕方ない。
そんなふうに語られることの多いこの問題に、 私はずっと疑問を感じています。
——本当に、そうでしょうか?
もちろん、 関係性が冷え切っていて、 お互いに何も求めていないなら そこに問題はありません。
でも、 したいのに、できない。
それって、 本当は解決したくなりませんか?
したいんですよね。 本当は。
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しなくなった理由は「気持ち」だけじゃない
そこで、もう一度問いかけたいのです。
「なんで、しなくなっちゃったの?」
その答えの多くは、 気持ちや愛情の問題ではなく、 身体のコンディションにあります。
女性の場合
・膣の乾燥 ・濡れにくさ ・筋肉のこわばり
こうした状態があれば、 性交痛を感じるのはとても自然なこと。
「気分が乗らない」の前に、 身体が“受け取れる状態”ではないだけ、 というケースも少なくありません。
男性の場合
・勃起力の低下 ・早漏・遅漏 ・射精のコントロールができない ・ストレスやプレッシャーによる勃起不全
これらもまた、 意思の弱さや年齢だけの問題ではなく、 身体の巡りや緊張状態と深く関係しています。
——身体を整えたら、改善しそうだと思いませんか?
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だから、私はサロンでケアをしている
愛を、循環させてほしいから。
自由恋愛の時代に、 数ある選択肢の中から 「この人」と決めた相手と 添い遂げていくために。
本当に必要なものは、 忍耐でしょうか? 思いやりでしょうか?
もちろん、それも大切。
でも、私個人としては—— セックスだと思っています。
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男と女は、すれ違うようにできている
男と女は、 そもそも考え方が違います。 役割も、感じ方も、欲求も違う。
だからこそ、 言葉だけでは埋まらない溝が生まれる。
その違いを、 身体ごとすり合わせ、理解し合う行為が セックスなのではないでしょうか。
役割の違う二人が、 一つの時間を共有し、 エネルギーを重ねる。
それは、とても原始的で、 とても尊い営みです。
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感じるためには、身体が整っていること
セックスが好きじゃない、という人もいます。
でもそれは、 本来の良さを、まだ知らないだけかもしれません。
「感じる」ということは、 身体の調子が整っていなければ、とても難しい。
感度は、生まれつきではなく、 育て直すことができるもの。
私は、そう信じています。
この文章が、 自分の身体や、パートナーとの関係を もう一度見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。


